治験に関する賠償・補償の問題点

治験に参加している途中で何らかの健康の不具合が生じたら、
どこまで補償してくれるの?
っていうか、
そもそも本当に補償してくれるの?

これが、治験参加者にとって、一番心配かつ不安な点であり、
また興味のある点だと思います。

治験の補償に関することがよりクリアになれば、
治験に対する患者からの印象はより向上し、
治験に参加する人も増えるはずです。

しかし、実際には非常にグレーな場合が存在します。

治験に参加されようとしている方は、
このグレーゾーンの存在も念頭におきながら、
治験に参加するメリットと副作用のリスクの優先度を検討し、
参加するかどうかを決定すると良いでしょう。

また、治験実施側の製薬企業、医療機関の関係者の方は、
一体何が問題であり、治験への不信感を高めているかを、
理解し、今後の補償対応に反映して欲しいものです。

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治験参加中に何らかの健康の不具合が発生した場合、

例えば、
 軽い場合は、発熱、発疹、下痢、嘔吐
 重い場合は、死亡、後遺症障害の残るような症状

これらの健康の不具合が、
治験に参加したことによって起こったものであると認められれば
製薬企業または医療機関から、
それに対する治療費入院費を負担してもらえます。
また、
死亡あるいは、重度の障害が残った場合は、
相当額の賠償金または補償金がもらえます。

インフォームドコンセントの際に、
このような趣旨の説明をおそらく受けることでしょう。

時には、もっと詳細な説明資料を渡されるかもしれません。
だからといって、そのような文書に慣れていない方だと、
読んでも内容が理解できない場合が多いという問題があります。

治験に参加する際に渡される同意説明文書を読むと、
楽観的な方は、

なかなかしっかり説明してくれるね。
これなら何が起きても安心じゃん!
意外としっかりした補償をしてくれるんだなぁ!

などと思いがちなのですが、
実は所々に大きな落とし穴があるのです。

被験者が一番知りたい点、
本当に重要な点については、
何も書かれていない場合が多いのです。

それでは、
現在の治験に関する賠償・補償制度の抱える問題点を
1つずつ見ていくことにしましょう。

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現在の治験に関する賠償・補償制度の問題点

         <目次>

1.因果関係が全てである。

2.被害者が因果関係を立証するのが難しい。

3.未知の副作用の法的責任は問えない。

4.軽い後遺症ならば補償金をもらえない。

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臭いものにフタ?

ところで、治験によっては、、
先にあげたような詳しく説明がなされない場合もあるので、
注意が必要です。

万一、治験への参加によって
健康の不具合が発生した場合、
適切な治療と補償が受けられます。

という簡単な表現で済ましている。

下手に治験参加者に知恵をつけたくない
という意図がバレバレですね。

おいおい、「適切な補償」って具体的には何だよ?
と突っ込みたくもなりますね。

突っ込まれて初めてしぶしぶ答えているようですが。。。

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