10.遺伝情報を診療に活用する場合の取扱い

 遺伝学的検査等により得られた遺伝情報については、
 本人の
 遺伝子・染色体の変化に基づく体質、
 疾病の発症等に関する情報

 が含まれるほか、
 その血縁者に関わる情報でもあり、
 その情報は生涯変化しないものであることから、
 これが漏えいした場合には、
 本人及び血縁者が被る被害及び苦痛は
 大きなものとなるおそれがある。

 したがって、
 遺伝学的検査等により得られた遺伝情報の取扱いについては、
 UNESCO国際宣言等(別表6参照)、
 別表5に掲げる指針及び関係団体等が定める指針
 を参考とし、
 特に留意する必要がある。

 また、
 検査の実施に同意している場合においても、
 その検査結果が示す意味を正確に理解することが困難であったり、
 疾病の将来予測性に対してどのように対処すればよいかなど、
 本人及び家族等が大きな不安を持つ場合が多い。

 したがって、
 医療機関等が、
 遺伝学的検査を行う場合
には、
 臨床遺伝学の専門的知識を持つ者により、
 遺伝カウンセリングを実施するなど、
 本人及び家族等の心理社会的支援を行う
必要がある。

▲Top

← 戻る             |             進む →

目次に戻る

←治験ナビ・トップページ
←健康ナビ・トップページ