2.個人情報の匿名化

 当該個人情報から、
 当該情報に含まれる氏名、生年月日、住所等、
 個人を識別する情報を取り除くことで、
 特定の個人を識別できないようにすることをいう。

 顔写真については、
 一般的には目の部分にマスキングすることで
 特定の個人を識別できないと考えられる。

 なお、必要な場合には、
 その人と関わりのない符号又は番号を付すこともある。

 このような処理を行っても、
 事業者内で医療・介護関係個人情報を利用する場合は、
 事業者内で得られる他の情報や
 匿名化に際して付された符号又は番号と
 個人情報との対応表等と照合することで
 特定の患者・利用者等が識別されることも考えられる。

 法においては、
 「他の情報と容易に照合することができ、
  それにより特定の個人を識別することができることとなるもの

 についても個人情報に含まれるものとされており、
 匿名化に当たっては、
 当該情報の利用目的や利用者等を勘案した処理
 を行う必要があり、
 あわせて、
 本人の同意を得るなどの対応も考慮する必要がある。

 また、
 特定の患者・利用者の症例や事例
 学会で発表したり、
 学会誌で報告したりする場合等は、
 氏名、生年月日、住所等を消去することで匿名化される
 と考えられるが、
 症例や事例により十分な匿名化が困難な場合は、
 本人の同意を得なければならない

 なお、当該発表等が研究の一環として行われる場合には
 T9.に示す取扱いによるものとする。

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