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DTC」とは、
Direct To Consumer の略で、
医療用医薬品に関する情報を、一般大衆に直接提供することです。

それらのすべての活動を総称して、「DTC活動」と言います。

「DTC活動」は、言い方を変えれば、医療用医薬品の一般大衆への直接プロモーションのことです。

そして、DTC活動に用いる効果的な手段(ツール)としての「広告」が「DTC広告」です。

したがって、「DTC広告」とは、
医療用医薬品に関する情報を、一般大衆に直接提供するために用いる広告です。

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「一般大衆」とは、
当該医療用医薬品の対象疾患の

@ 顕在患者(治療を受けている人)
A 潜在患者(治療を受けていない人)
B 未病者(疾患にかかっていない人)

で構成されます。

したがって、DTC広告は、顕在患者だけでなく、潜在患者、さらには、将来の患者かもしれない未病者までも、ターゲットとしています。

当然、DTC広告の中には、治験の被験者募集広告も含まれます。

「被験者募集広告は、医薬品自体の宣伝ではないので、DTC広告とは目的が異なるからDTC広告には含めない」とする考え方も存在します。

しかし、直接患者に訴えるという意味において、被験者募集広告は「広義のDTC広告」には含まれる、と私は考えています。

 
 
DTC広告インデックス
1.DTC広告
2.DTC広告の規制
3.米国におけるDTC広告事情
4.日本におけるDTC広告事情
5.DTCの向き不向き
6.DTC広告のメリット
7.DTC広告のデメリット
 
 
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